人工餌を考える
もっとも肺魚にあげている餌で多いのはひかりクレストキャットだろう。これは底にいる肉食魚用の餌だ。確かによく食べる。一生こればかりしか食べない肺魚もいるのだろう。しかしいろんな餌をあげたくなる。
いろいろな餌をあげるメリットとして、
（１）飽きるのを防ぐ
（２）栄養のバランスがよくなる（かもしれない）
（３）もしある餌に問題がある場合も単用しないことによって、ダメージがすくない
まあ（３）は考えすぎだが、悪い添加物が入っていないとは限らない。製造過程で失敗や混入があるかもしれない。ドッグフードやキャットフードばかりをあげることによって、魚や亀が長生きできないように、栄養のバランスが悪いだけで、死に至る。人間で言えば成人病のようなものだろう。
| ひかりクレストキャット | ひかりクレストディスカス | ひかりクレストコリドラス | ひかりクレストプレコ | ひかりクレストカーニバル | テトラドロミン | テトラドログリーン | テトラ錦鯉のえさデラックス |
| 魚ミール エビミール 小麦粉 澱粉 ビール酵母 ビタミン15種 ミネラル12種 消化酵素 魚油 リジン メチオニン アルファルファミール |
魚ミール エビミール 小麦粉 澱粉 ビール酵母 ビタミン15種 ミネラル12種 消化酵素 魚油 カロチン リジン メチオニン アルファルファミール |
魚ミール エビミール 小麦粉 澱粉 ビール酵母 ビタミン15種 ミネラル12種 消化酵素 魚油 カロチン 大豆粕 スピルリナ リン酸ナトリウム 食塩 胚芽 |
魚ミール エビミール 小麦粉 澱粉 ビール酵母 ビタミン15種 ミネラル12種 消化酵素 魚油 カロチン リン酸ナトリウム 食塩 アルファルファミール 大豆粕 スピルリナ 胚芽 |
魚ミール エビミール 小麦粉 澱粉 ビール酵母 ビタミン15種 ミネラル12種 消化酵素 カロチン リジン メチ オニン とうもろこし 脱脂糠 |
魚ミール エビミール 小麦粉 イースト 大豆ミール とうもろこし 胚芽油 大豆レシチン カロチン ビキシン 各種ミネラル ビタミン Ａ Ｄ3 Ｅ Ｃ Ｄ Ｂ1 Ｂ2 Ｂ6 Ｂ12 Ｋ3添加 |
魚ミール エビミール 小麦粉 麦芽 トウモロコシ じゃがいも オートミール 大豆 イースト リシン レシチン カロチン ビキシン |
魚ミール エビミール 小麦粉 とうもろこし じゃがいも 大豆油 イースト 小麦粉グルテン リン酸カルシュウム塩 海藻 レシチン |
| 蛋白質47%以上 脂肪5%以上 繊維3%以下 水分10%以下 灰分17%以下 | 蛋白質50%以上 脂肪6%以上 繊維3%以下 水分10%以下 灰分16%以下 | 蛋白質32%以上 脂肪4%以上 繊維5%以下 水分10%以下 灰分12%以下 | 蛋白質32%以上 脂肪4%以上 繊維5%以下 水分10%以下 灰分12%以下 | 蛋白質40%以上 脂肪4%以上 繊維3%以下 水分10%以下 灰分12%以下 | 蛋白質41%以上 脂肪6%以上 繊維2%以下 水分6%以下 | 蛋白質48%以上 脂肪5%以上 繊維2%以下 水分6%以下 |
蛋白質41%以上 脂肪6%以上 繊維2%以下 水分6%以下 |
| 沈下性 | 浮上性 | ||||||
カロチノイド→カロチン、フィッシュミール・ホワイトフィッシュミール→魚ミール、シュリンプミール→エビミールに直してあります。
いやあ、まとまったようでまとまらない。必ず入っているのが上から３つまで。他のやつは共通するのも多いけど全部にはいっているものはない。もっとも標準と思われるひかりクレストキャットだけ、ひかりクレストシリーズの中ではカロチンが入っていない。なぜ？カロチンとは人参等に含まれる色素。人間が相手だと成長を促進したり、皮膚や粘膜を正常に保ったり、視機能を正常に保つなどの働きがある。また体内での酸化防止の働きもある。ナマズにはよくないのだろうか？プレコ用はかなり内容物に独特なものが多い。
成分表を見ると草食魚の餌用のテトラドログリーンがドロミンよりタンパク質が多かったりして、ますます？？？になってしまう。カーニバルが意外とタンパク質が少なかったり。
比較表からはどれも微妙に違うけど、形や比重が違うけど、あんまり変わらないんじゃないかという気がする。水を汚さないとか、肺魚の好みとかそういった考察も加えると更に充実するかもしれない。私はカーニバルが一番美味しそうに見えるんだけどなあ
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