−第16章− 肺魚の研究2




2000/4/14 NEW!

肺魚の体色
掲示板にも同じ様な情報が寄せられているが、肺魚は電気を消すと色が変わるのである。熱帯魚の世界では結構あたりまえなのかもしれない。ガーも寝ているときは白くなっているとか聞いたことあるし。でもあまり目の見えない肺魚がこんなことをしている(勝手になっている?)のはなんだか不思議な気がする。
具体的にはうちのエチオピクスのウズリであるが、朝電気をつけるとお腹の模様がほとんど消えているのである。夜電気を消すとだんだん消えてくるようだ。体の方はさほど変化はない。アネクテンスでも同様な報告がある。これはどういうことだろう?寝ているときに白くなるのではなく、水槽が暗くなると白くなるのである。肺魚は夜行性であるので、電気を消したって泳いでいる。夜になって目が覚めてきて、泳ぎ回るために模様が消える?いやいや昼間も良く泳いでいる。うーん、不思議だ。

肺魚の糞
ものの本によると熱帯魚の中でも肺魚の糞は体に対して一番大きいそうである。うちのウズリも太い糞をする。濾過を強力にしているために、糞をしてすぐ発見しないとすぐ濾過漕へ行ってしまうのだが、たまたま見つけるとホントにびっくりする。今ウズリの体長は約70cm。体の太さはどれくらいだろう?本当は楕円だけど同じ面積の円に直すと直径6cmくらいか。それが小指ぐらいの太さの糞をするのである。こんな太い糞をして、切れ痔になりそうだ。いつも見ている人は驚かないのかもしれないが、ほんとにタマにしか見ないので発見するとびっくりしてしまう。発見したときはすかさず巨大スポイトで吸い取るのだが、でかくて吸い込めなかった。妻のアドバイス通り、ちょっと崩してから吸い取った。ちなみに亀之介は先日バナナぐらいの糞をして度肝を抜かれた。うちって...

水槽改造
水槽をちょっといじったのでご紹介。妻が流木が欲しいと言いだしたのが元々の始まり。ウズリの水槽に入っている流木は小林熱帯魚で買ってきた火山型で薄くて真ん中が空洞のやつ。かっこいいんだけど120×60×60水槽にはちょっと小さい。てことでこれを妻にあげることにして、大きい流木を買って貰えることになった。
私が一番欲しい形は根っこ型のやつでそれはアクアフィールドに売っているのを知っているんだけど高い。8000円とかしてしまう。いくらかっこよくても8000円じゃ買えない。そして私の流木買いのポリシーは「安心して買えるショップで、水槽の中に入っているやつを買う!」。アクや変な病気を持ち込まないように。
てことで目指すは小林熱帯魚。ここにもかっこいい流木があるのを知っているのだ。一つ一つ水槽を覗いて自分好みの流木を探す。さんざん悩んでおやじさんに声をかける。
「この辺の流木はおいくら位なんですか?」
この聞き方がいけなかったらしい。昔のやつなんで値段は忘れたといいながら、私が気に入った流木は流木の中でも一番いいやつで他の流木の3,4倍はする、最近は全然入ってこない、たぶんインテリアとかに使われてしまうんだ、俺はアクを出すために流木を入れているんだ、うちは濾過が強いからいいけど普通の水槽に入れたら真っ黄色になってしまう等々話されて、値段を教えてくれない。でもそんな話を聞いたらますます欲しくなってしまう。たぶんおやじさんのお気に入りの流木だったのではないだろうか。
30分ほど作戦を練ってからまた交渉開始。水質の話から初めて、流木の話に繋げて、一言。
「やっぱりこれがいいです。」
おやじさんも仕方ないなあという感じで売ってくれました。よかったよかった。写真がその買った流木。
ウズリは水槽内を周回するように周りを回るから流木を置くのは真ん中である。しかし新しい流木は自立しない。でパワーハウスのシステムフィルターに立てかけることにした。

今のところ濾過能力に問題はない。水換え1週間で亜硝酸濃度を測っても検出されない。pHも7だ。だけど将来に備えて能力をアップしたい。実を言うとポンプが1ヶ余っているのでそれを使いたかったのだ。アフリカに行ったりして、スポンジフィルターと繋げようかとかいろいろ考えた。一番強力なのが好きな私はテトラのスポンジフィルターの一番デカイやつを繋げてしまおうかと想像してニヤニヤしたり(あまりに大きく水槽内が狭くなってしまいそうなのでとりあえず止めた。)、パワーハウスと直結しようかとか。でも結局前に買って、使っていなかった底面フィルターと繋ぐことにした。やはり小林熱帯魚の弟子としては底面を使わないと。底面使うにしては砂が少ないんだけど、この砂、あまり売ってないし、高いんだよな〜。
小林熱帯魚特製ネット付き底面フィルターは、白いネットのおかげで上にマット等を敷かずに砂をかけられる。ポンプと底面フィルターとの繋ぎ方をいろいろ考えているうちに、やっぱり底面フィルターはエアで動かした方が経済的だということに気付き(コンセントの数も足りないし)、ポンプはまた引き出しにしまってしまうことになった。エアポンプはかなり強力なやつが稼働中なのだ。入れたばかりの流木だが、ウズリが下に潜ろうとして鼻をすりむいていたので(さすがのウズリもこの流木は重くて動かせない。)涙を飲んで撤去。元の流木にして、広くなったところで底面フィルターを埋めた。このエア排出口をウズリが壊しそうで不安なので、がっちり固定した。

ついでに水草を入れてみた。私は今まで1度しか水草を買ったことがないが、それも枯れた葉がゴミになって嫌いですぐ撤去してしまった過去がある。水草の硝酸塩吸収なんて信じてないし。それなのになぜまた水草を!?じつはこれは偽物。枯れることのないプラスチック製なのだ。結構リアルでいいでしょ?地味な水槽がちょっと華やかになったし。

肺魚は神経質?
流木を交換し、底面フィルターを設置したのだが、急にウズリが「ご飯ちょうだい」と言いに来なくなった。私の餌やりはウズリのこのサインを合図に餌をあげているのだが、土曜日に底面フィルターを設置し、火曜日になってもご飯ちょうだいと言ってくれないのだ。元気がないかといえばそんなことはなく、よく泳いでいるのだが。どうやら底面フィルターから勢いよく出るブクブク(バシャバシャ)が気に入らないようだ。近くに行って観察している。流木をでかいやつに交換したときは平気だったのに、音や振動には敏感みたいだ。水曜日なってやっと「ご飯ちょうだい」と言ってくれるようになったみたいだ。

神経質とはちょっと違うかもしれないが、こんなエピソードが。毎週土曜日に夫婦で自分の水槽の水換えをするのが習慣になっているのだが、妻がビッキーの水槽の水抜きをやっているときのこと。急に「きゃー」と妻が悲鳴を上げたのだ。何かと思ったらビッキーが水換えパイプに噛みついたそうだ。え!あの大人しいドロイが。観察していると、ビッキーはまたもやスーとパイプに寄ってきて、いきなりパクッときた。写真やビデオが撮れなかったのが、非常に残念であった。ドロイは大人しいなんて油断していると、手にパクッてこともあるから気を付けないといけない。それにしてもビッキーどうしちゃったんだろう?侵入者と認識したのだろうか?あんなにいっぱいグッピーが一緒に入っているのに。もしかしてグッピーの赤ちゃんを守ろうとしてたりして。


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