−第2章− 深まっていく肺魚との生活




綺麗な模様のために
エチオピクスのウズリ君。名前の通り(スワヒリ語で「美しさ」の意)綺麗な模様が特徴です。先日アクアライフ古代魚特集を読んでいると、ポリプテルスは、照明や底砂の色でかなり模様が変わるようです。うちのウズリも大きくなったときに見事な模様にしたいものです。それにははっきりコントラストの強い模様がいいと思います。これまで糞を取り出しやすいように、底砂無しできましたが、これで照明を当てるとそこは白く光ってしまいます。そのため、エチオの模様が気のせいかちょっとだけ薄くなったような気がしてきました。メンテナンスより、見た目より、なによりウズリの模様のために底砂をいれることにしました。いろいろ検討した結果、一般的な大磯砂を入れました。最初は白い石とかを除去して真っ黒な底砂にしようと思ったんですがあまりに多いので辞めました。普通の大磯砂を1cm弱引いています。水槽の雰囲気も落ち着き、心なしかウズリも喜んでいるようです。最初は餌と砂を一緒に口に入れてしまって驚いていましたが。実は照明のせいで白く飛んで見えづらくなってしまっていたお腹の模様もよく見えるようになりました。

肺魚の泳ぎ
エチオピクスのウズリくん。うちにきた頃は、ショップの水量が少なかったせいか、全然泳げませんでした。たいして水を入れていないのに、肺呼吸のため水面に上がるのに大変苦労していました。主に胸鰭で水を掻いて水面に上がろうとしていました。1日目なんか溺れてしまうのではドキドキしたものです。それがだんだん水面に上がるのがうまくなり、最近は水量を増やしても全然平気。後ろ足(腹鰭)と尻尾(尾鰭)で立てるし、体全体を使ってびゅんびゅん泳げるし、泳ぎながら肺呼吸も出来るようになりました。餌くれポーズも底に横たわって、角で待つポーズから、水槽の角に斜めに立つことも覚えました。肺魚も何も考えてないようで、日々進歩しいるようです。


水質安定への道 その2
いくら肺魚が水質悪化に強いとはいえ、綺麗な水で飼ってあげた方がいいに決まっています。しかしエチオピクスのウズリ君、大変な大食漢です。最近はヒカリクレストキャットを朝15個、夜25個食べていますその上ちゃんと噛んで食べるので、えら穴から粉が出てきます。その上糞がでかいです。そして水量が少ないです。で、水質悪化著しいのです。
そこで、1)備長炭投入。家の近くの燃料屋さんで、備長炭が1kg1700円で売っていたので、500g買ってきました。私は以前キャンプとかよく行っていたので、炭を触ったことが何度もあったのですが、備長炭は全然違う!重い。硬い。2つをぶつけると金属音がします。これを入れてご飯を炊いたりする人もいるくらいなので、売っている活性炭とは効き目も違うだろうと思いとりあえず1ヶ投入しました。細かい泡を出しながら一晩かけて沈みました。
見た目は流木のようでなかなかいいのですが、水の濁りは完全には取れません。そこで次の手段は2)濾過材の改良です。私は濾過器に外部式のエーハイムプライム20を使っているのですが、始めから入っているのは、上から、白いウール、リング状濾過材、ナイロンスポンジです。研究に研究を重ねた結果(インターネットで)、上から白いウール、骨炭、麦飯石、珊瑚石、リング状濾過材、ナイロンスポンジという多重構造にしてみました。主に生物濾過に頼る手段です。評判のいい麦飯石、バクテリアが最も発生し易いという珊瑚石を入れたのがポイントです。ナイロンスポンジを半分に切って、スペースを稼ぎました。水槽に直接入れていたネット入り麦飯石が無くなって水槽内はすっきりしました。
一日それで様子を見ましたが(そんなに早くバクテリアは増えないんだけど)、あまり改善が見られませんでした。そんなに早くバクテリアは増えないのでしかたないんでしょうけど、危険な水の中に大切なエチオを入れて置くわけにもいきません。更に濾過容量を増やそうと3)プレフィルターの導入をしまいた。これはいやに妻の水槽の水質がいいので、真似をして(悔しい..)入れてみました。よく雑誌で宣伝をしているパワーハウスフィルター0.50ソフトタイプというやつです。妻のより容量の大きいのを使っているところが夫の威厳です。これを外部式のプレフィルターとして取り付けました。これはなかなかよくて、水がずいぶん澄んできました。まだ亜硝酸濃度は高いですけど、それはバクテリアが増えるのを待つとして、水換えで、しばらく対応していく予定です。
やっと澄んできたエチオの水槽
調子の良いドロイの水槽

前章へ

インデックスへ

次章へ
感想メールはgiemon@hot-shot.com まで
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送