2000/11/21
一日目
待ちに待ったと言ったら言い過ぎだけど、去年のすごい楽しかった肺魚忘年会を来年も絶対やろうとずっと思っていました。掲示板でも何人もの人と「来年の忘年会には」とか「今年の忘年会は」とかずっと言ってきたし。ウズリが死んでしまったときは、あまりのショックに「ああ、今年の忘年会は無くなった」と思ったりもしたけど、立ち直る目標も「肺魚忘年会を成功させる」でした。
事前調査とか連絡とかがなかなかうまくいかなくて、肺魚忘年会のお知らせが出来たのが１ヶ月前。当初の予定より１週間早めて、１１／１８（土曜日）に最もいろいろな場所から来やすいと言う理由で新宿に場所を決定しました。
ショップ巡りを大勢でするのはショップの人に迷惑がかかるから（私が行くところは大型店じゃないし）、全員でのショップ巡りはなし。そのかわり１７：００から宴会を始めて、お酒の席で盛り上がろうという主旨です。ただし肺魚忘年会のために遠方から来てくれる方々にはやはり東京案内をしないといけないでしょう。ということで、関西方面から来るかつさん、オーウェンさん、れいなさん、静岡から来るkiemさんとは朝からの待ち合わせです。
９：３０に鶴見駅集合。メンバーは私とdolloiさんの他に、オーウェンさん、れいなさん、とおやさん、kiemさん。最初はdolloiさん宅の肺魚部屋の見学です。９０ｃｍ近くなった３匹のレピドシレンや３匹のアンフィビウス、３匹のアネクテンスを見て、いきなり肺魚指数急上昇です。運び屋オーウェンさんが京都から連れてきたモルミルス２匹がdolloiさんの元に。dolloiさんは肺魚地獄に加えてモルミルス地獄にでも入るのであろうか？？
それからdolloiさんの車に６人が乗って出発。なぜか運転手は私です。ちょっと渋滞しながらも１２：００に東京タワーに到着。先に昼食を取ってから、水族館併設ショップへ。ここには肺魚がたくさん。みんな２０ｃｍサイズでアネク５匹ぐらいとエチオ、ドロイ、レピ。ここで最近爬虫類に興味ありありのオーウェンさんがビバリウムガイドのバックナンバーを２冊購入。まさかこの時この本が役立つことになるとは誰が想像したであろうか？ここで龍魚の会に出席のkiemさんとしばしのお別れ。
展示魚すべてが買うことが出来る水族館をゆっくり見学。怪我をしていて痛々しいけど凄い模様（あえて例えるなら蜘蛛の巣模様）のアンフィビウスがいました。大きなアルビノアネクが２匹いたのですが、１匹は死んでしまったそうです。ここでも展示のモルミルスを食い入るように見つめる男がいました。そしてショップの店長にいろいろお話をお聞きして、結局モルミルス２匹ご売約。今日一日でいきなり４匹のモルミルス持ちになってしまいました。
１４：００頃東京タワーを出て、すぐ近くにある爬虫類ショップ「Ｗｏｍａ！」に寄ります。ここでオーウェンさんにいろいろヒョウモントガゲモドキについていろいろ教えてもらうため。かなり気に入った個体がいたみたいで買う気満々でしたが、このあとずっと連れて歩くわけにも行かず、お店を出ました。dolloiさんはマツカサトカゲがかなりお気に入りのよう。いいですよね〜、マツカサ。いつか飼いましょうね。
それからぎえもん家に向かってまっしぐら。道も順調であっというまに着く。肺魚の他には蛇と蛙地獄になってしまったうちですが、去年いらした方はあまりの変わり様にびっくり。だって新婚時代に買ったソファーもテーブルも手放して、居間を飼育部屋にしてしまったのですから。ここで和歌山から８時間かけていらしたかつさんも到着。１本汽車を逃してしまったら次の汽車が３時間後だったそうです。肺魚に餌をやったり、蛇に触ってもらったり、亀之介に餌をやったりしているうちに１６：００。やばい！急がないと宴会に遅れる！
うちからは徒歩＋電車で新宿に向かうのですが、みんな歩きがゆっくりなの。早く早くって言ってるのにのんびりしているからもう遅れるかドキドキしちゃいました。けどぎりぎりで歌舞伎町の大馬鹿地蔵に到着。なんとここは個室居酒屋。飲み放題コースも安いし、延長も出来るし、オフ会向けのお店です。カラオケも付いてるからマイクもあるし。１７：００ぐらいになるとひっきりなしに携帯に電話が入ってきます。「場所を解ってない人を案内しましょうか？」「誰も来ません。」「遅れそうです。」「今アルタで待ち合わせしてます。」「行けそうです。」などなど。でも１７：１０ぐらいには最初の乾杯が出来て、宴会開始。なんとアクアライフの編集長の山口さんもいらっしゃってくれました。自己紹介の後はフリートーク。テーブルが大きくて、テーブル越しに話をすると声を上げないといけないので、私なんか早くも声がかすれ気味。途中妻が作ってくれたエチオマフラーの自慢をしたりして。
１８：００を過ぎたところで参加予定者全員集合。２１人。昨年の８人と比較して大きな進歩です。まっぴいさんのみなさまから送られてきた死んでしまった肺魚解剖結果報告の後、肺魚カルトＱクイズを。商品はdolloiさんお手製肺魚ぬいぐるみと家雨堂提供ドロイアクセサリー。問題はかなり難しくしたのですが、さすが肺魚マニアの集まり。結構答えられてしまいました。１位は大阪肺魚族のえちおさん、２位がとおやさん、３位がおととさん、４位がロビンさんでした。
席替えの後、時間いっぱい２０：００までまたまた肺魚談義に明け暮れます。ビールピッチャーの無くなるスピードの速いこと速いこと。飲み放題コースにしておかなければ大変なことになるところでした。
そして２次会参加者をお聞きすると、まだお仕事が残っている山口さん以外は全員参加です。２０人で２次会突入です。
１次会終盤でdolloiさんが抜け出して、いい店を発見してきてくれました。２０人だとぎゅうぎゅうでしたが、日頃の肺魚の気持ちを解ってみるというのもいいことでしょう。狭いながらも各所でいろんな話で盛り上がっています。２１：００になって、アクアライフの古代魚の記事やビバリウムガイドの雑誌作成、「タランチュラの世界」、「大蛇世界」の著書で一部のマニアには著名な（うわ、ちょっと持ち上げ過ぎか？）冨水さんが到着。 わざわざ我々のために一世風靡セピアみたいなカッコをしてきてくれました（ホントに元一世風靡セピア）。冨水さんの登場で場の盛り上がりも最高潮。みんないろんな質問を浴びせかけます。オーウェンさんなんか昼間買ったビバリウムガイドにサインなんかもらっちゃたりして。冨水さんがおもむろに取り出したのは、今日映画の撮影で使ったという１ｍほどのリューシスティックラットスネーク（アメリカにいる目が黒い、白い蛇）。噛むよと言われているのに手を出して噛ませてみるプラチナさん（そして流血）。怖々も触ってみるみなさん。店員さんが入ってくるとサッと隠す冨水さんのうまさに感心。やっぱり肺魚が好きな人は爬虫類にも興味津々。「上陸してみようよ」（当日生まれた肺魚を飼っている人が陸にいる生物を飼い始めるときの言葉）と薦められていました。
１７：００から始めた肺魚忘年会もアッという間に２３：００過ぎ。そろそろ終電が危ない人が出てくるはずです。昨年帰れなかった人を続出したので今年はとりあえずここでご挨拶。来年の集まりを誓いました。しかしまだまだ話の尽きない面々は居残り。何時か定かでありませんが冨水さんが元アクアライフの編集長の江島さんを呼んでくださって、ナマズ好きな人とナマズ談義にも盛り上がっていました。私はと言えば１：００ぐらいにダウン寸前。さすがに飲み過ぎで気持ち悪くなってしまってトイレと宴会場を往復。もう一人の幹事のdolloiさんは２２：００ぐらいからダウンしてご睡眠（２：００に復活）。２：００に２次会場を出て（お店の方、６時間もありがとうございました。障子破ってしまってごめんなさい。あれは寝ぼけたd氏の仕業らしいです。） 、一応解散。あ、ここで一つ事件発生。なんとdolloiさんの靴が無くなっていて、裸足で帰る羽目になってしまいました。そしてまだまだ元気のある冨水さん、江島さん、dolloiさん、かつさん、プラチナさんは３次会へ。カラオケボックスで６：００まで語り合っていたそうです。
二日目
さてさて次の日。本当は朝からケンさん主催でえちおさん・オーウェンさんのためにショップ巡りをするはずだったのですが、昨晩の影響で遅くなってしまいました。私は前の晩の時点では２日目はギブアップかと思ったのですが、起きてみるとどうも平気そうだったので、連絡を入れるとまだ間に合うというので、速攻で池袋に向かいます。１０：００にそこでケンさん、えちおさん、オーウェンさんと待ち合わせて、ケンさんの運転する車でＰＤへ（その前にちょっとトロピランドに寄り、アネク、エチオ２、アンフィを見た）。ＰＤではこぐっちゃん、紫さんと合流。大変お待たせいたしましてすいませんでした。えちおさんは２０年ぶりのＰＤに大喜び。私は５月末にルビーを買って以来だったのですが、ルビーを買ったときにいろいろお話しした店員さんにルビーのその後を報告できてよかったです。当時ルビーと一緒に入荷した２匹はまだいました。
昼食に寄ったジョナサンでさんざん待たされて、時間を浪費してしまう。そして埼玉アフリカへ。ここでケンさんトロピカルジャイアントガーをご購入。おめでとうございます。あのガーかっこいいですもんね〜。
それからかねだい戸田店へ。始めて行ったんですけど綺麗で安い。すごい気に入りました。気になったアンフィビウスがいたけど購入には至らず。他にアンフィ１，エチオ２。今日回る最後の熱帯魚屋だというせいか、安さに惹かれたのか、オーウェンさん、えちおさん買い物を何点か。
最後に爬虫類ショップ「スコープ」で冨水さんと待ち合わせ（１９：００）。そう、上陸の薦めなのだ。いきなり２ｍのボアコンを薦める冨水さん。やはり肺魚マニア、大型魚好きには大蛇ですかね。こぐっちゃん首に巻かれてちょっとびびる。紫さんお似合いでしたよ。２０ｃｍのジャイアントゲッコーはみんなお気に入りのようでしたねえ。えちおさんヒョウモントガゲモドキとマダカスカルヒルヤモリをご購入。上陸おめでとうございます。そして気付くと２０：００。新幹線終電まで残り１時間ない。阿佐ヶ谷の駅から逆向きの中央線に乗ってしまい、一瞬青くなりましたが、ぎりぎり間に合われたようでよかったです。冨水さんがお店に連れてきたのが奈良からいらしたしょうさん（i-mode用肺魚ページを作っている）だったのを電車の中で知ってびっくり。オーウェンさん、ムースポッキー買えましたか？そうそう、朝６：００まで語っていたdolloiさんはかつさんを東京駅まで送った後、山手線を４周してから帰ったそうです。
いろいろあった肺魚忘年会ですが、まあ大成功だったと言えるでしょう。大人数だったので（幹事だったし）全部の人と語り合うことは出来ませんでしたが、「仲間」が増えましたよね？幹事とその友人の趣味でちょっと爬虫類色が強かったのはお許し下さい。肺魚濃度も高かったですよね？来年も是非是非肺魚忘年会やりましょうね。最後に個人宛メッセージを（掲示板とだぶります）。
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